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ピアノとアレクサンダー・テクニーク ⑥

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ピアノとアレクサンダー・テクニーク⑤

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ピアノとアレクサンダー・テクニーク④

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「立ち止まる」

日常はさまざまたくさんのことに溢れていて、忙しく過ぎていきます。

気がつくと「これもしなくちゃ」「あ、忘れてた、急いでやらなきゃ」とつぶやいていませんか?

その言葉が口をついて出てきたら、一度立ち止まってみましょう。

そして前回までお話しした「首・頭・背中」をまず考えてみましょう。

考えるだけ?と思うかもしれませんが、そうすると力尽くでやろうとしていたことに気づき、つながりを考えることで息も通りやすく、呼吸が楽になります。まわり道と思うかもしれませんが、仕事の質にも変化を及ぼします。

演奏の途中で自分にとって苦手なところに差し掛かかり「次、間違いそう」と思うと、それは無意識に、いつものやり方へ自分を誘導しているのかもしれません。

普段の練習でも、がむしゃらに同じやり方を繰り返す前に、なぜ弾きにくいのか、指、手首、腕などの問題か、フレーズの捉え方か、具体的に原因を探り出し、その上で習慣化している弾き方を見つめてみましょう。

ピアノとアレクサンダー・テクニーク③

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ピアノとアレクサンダー・テクニーク②

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「頭と首と背中の良い関係 (1) 首と頭」 前回、全体のつながりについてお話しました。 ” 

ピアノとアレクサンダー・テクニーク①

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「弾く前に」

ピアノを弾くときに使うところはどこでしょう?

と考えると、おそらく指、手首、腕、肩、と身体の中心へ向かっていきます。

もう少し考えを広げていきましょう。鎖骨、肩甲骨、そして考えを下にめぐらすと、背骨を通って、座骨、骨盤、股関節、脚、膝、足の裏、足の指。上にめぐらすと、首、頭と全体につながります。

実は、ピアノを「弾く」ときに考えたいことは、頭の先にも空間があり、足の裏が接している地面に支えられている、その全体のつながりです。

背中を通して、上と下の力が拮抗しあい、いいバランスをとり、ゆったりと背中が広く長く拡がっているとき、身体全体が安定していて、どこも固めない状態でいられるのです。

「弾く」ことを考えるだけで、習慣的にどこかの筋肉が無意識に固まり、動くはずの部分が動きにくい状態になっているかもしれません。

自分の重さが椅子に預けられて、首が自由に、頭がそのうえに押し付けられずに、ふわりと気持ちよく乗っています。脚の重さも足を通して、床に預けられています。

まず始めに、ピアノの前に座った状態で、自分の頭の上方と足の下までのつながり、そしてその周りの空間も一緒に考えてみましょう。

アンサンブル・カメオ 演奏会 vol.2!

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あの日の情景~描写する音楽 2024年9月6日(金)18:30(18:00 開場) トーキ 

ヨウコ・ハルヤンネ公開レッスン

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国立音楽大学 国際マスタークラスシリーズ

講師:ヨウコ・ハルヤンネ

https://www.kunitachi.ac.jp/event/concert/college/20240422_01.html

日程:2024年4月22日(月)18:20開演(17:50開場)

会場:国立音楽大学講堂小ホール

伴奏・通訳:福士 恭子

Pianoduo Kyoko Fukushi & Peter Lönnqvist

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2024. 4. 16 19.00 Felix-Krohn hall, Lahti, Fi