福士 恭子 & ペーテル ルンクヴィスト デュオ・リサイタル
Kyoko Fukushi & Peter Lönnqvist PIANO DUO RECITAL
~芸術家とその時代~
ジャン・シベリウス生誕160年 モーリス・ラヴェル生誕150年 エリック・サティ没後100年
Aaltomuoto Sarja 「波紋」シリーズ vol.10
2012年より続く波紋シリーズ Aaltomuoto(波模様)とは1950年代フィンランドに生まれた音楽上の形式で、1つの主題が増幅する波紋のように発展する構造のこと
<日程・場所>
2025年6月13日 (金) 五反田文化センター音楽ホール 開場 18:30 開演 19:00 \ 3,500
6月14日 (土)小海町ヤルヴィホール (長野) (予定)開場 13:30 開演 14:00 \ 1,000
6月15日(日)14:00 河口湖 森の音楽室(山梨)(予定)開場 13:30 開演 14:00 \ 2,500
生誕160年のジャン・シベリウス、生誕150年のモーリス・ラヴェル、没後100年を迎えるエリック・サティ。3人の作曲家が、時代をどのように見つめていたか、そして3人の芸術家が劇、物語、歴史を音に託したメッセージを伝えたい。
<プログラム>
クロード・ドビュッシー(1862-1918)=モーリス・ラヴェル(1875-1937) : 牧神の午後への前奏曲
Claude Debussy = Maurice Ravel : Prelude a l’apres-midi d’un Faune
ジャン・シベリウス(1865-1957) : 5つのスケッチ Op.114
Jean Sibelius : Five Esquisses Op. 114
エリック・サティ(1866 -1925):パラード
Erik Satie :Parade
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モーリス・ラヴェル:マ・メール・ロア
Maurice Ravel (1875–1937) Ma Mére L’Oye
ジャン・シベリウス/ペーテル・ルンクヴィスト編曲:イェーガー(猟兵)行進曲 作品91a /
パトロール行進曲 作品91b [世界初演]
Jean Sibelius/ Peter Lönnqvist :Jaeger march Op.91a / Patrol march Op.91b [World premiere]
ジャン・シベリウス:フィンランディア
Jean Sibelius :Finlandia
バレエ「パラード」は、第一次世界大戦中の1917年初公演が行われたバレエ音楽。
詩人アポリネールがはじめて「シュルレアリズム」という言葉で紹介し、ジャン・コクトー、パブロ・ピカソといった当時の最先端の芸術家たちによって、第一次世界大戦の中で生み出された。没後100年を迎えるサティを記念し、作曲者本人による編曲をご紹介する。
ラヴェル「マ・メール・ロワ」は童話マザーグースが母体となった、管弦楽曲としてもよく知られた作品である。音の魔術師とも言われたラヴェルの色彩豊かな世界を描き出す。
シベリウスによる「パトロール行進曲」4手連弾は世界初演となる。フィンランド独立の翌年1918年、第一次世界大戦の最中に、ガールスカウトのために書かれた作品で、音楽が国民を鼓舞する役割をも担っていた。今も隣国ロシア、ウクライナでの戦争が続く現実を、フィンランドではどのように捉えられているか。同じ作品番号の「イェーガー行進曲」とともに、ルンクヴィスト氏による編曲でご紹介する。
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