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ピアノとアレクサンダー・テクニーク ⑦

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「抑制 Inhibition」について アレクサンダー・テクニークで使われる「抑制」Inh 

ピアノとアレクサンダー・テクニーク ⑥

ピアノとアレクサンダー・テクニーク ⑥

「習慣」

“自分の身体の習慣”に目を向けてみましょう。

赤ちゃんの時には自然に無理なく動いていたところが、その後身体や心の緊張などのいろいろな都合で変化し、いわゆる「くせ」が染みついているかもしれません。

例えば右肩にバックを掛けて、肩が上がった状態でいることに気が付かず、バックがない時も上がっていたり、知らず知らずのうちに、必要のない筋肉を使って力が入ってしまい、それが後年、痛みや病気につながることもあります。

いつもの慣れたやり方は楽に感じ、無意識に元の使い方に戻ってしまいがちですが、立ち止まって考えて見ましょう。いつも首・頭・背中の良いコーディネーションを考えること。

演奏でも、弾けないところを繰り返すだけでは、弾きにくくしている悪い習慣を練習していることになりかねません。

回数を重ねたり、時間を費やすことで満足していませんか?

何が邪魔をしているか、まず観察をして、身体の良いコーディネーションを考える。

するとどこかに「つまり」や「よどみ」が見えてきます。それを取り除く使い方を考える、それから音にしてみましょう。

ピアノとアレクサンダー・テクニーク⑤

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「感覚とは?」 テクニークの創始者F.M.アレクサンダーは、俳優でした。自身のシェイクスピ 

ピアノとアレクサンダー・テクニーク④

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「立ち止まる」 日常はさまざまたくさんのことに溢れていて、忙しく過ぎていきます。 気がつく 

ピアノとアレクサンダー・テクニーク③

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「頭と首と背中の良い関係  (2) 背中」

 前回、首と頭の関係についてお話しました。

首は、当たり前のようですが、表面に見えている首が、そこだけ別の部分として存在しているわけではありません。

脊椎(せきつい)は、椎骨(ついこつ)が積み木のように重なり、首はその上部に、そして下部は尾骨で成り立っています。

背中はどこまでかな?と考えると、腰のところで分けてしまいがちですが、お尻まで長いまま繋がっているのです。

椅子に座っている時、骨盤の一番下に、2箇所座面に当たる部分(座骨)があります。この座骨に上半身の重さを預けると考えてみましょう。

尾骨はその座骨の間に位置します。

座る時に座面に尾骨が当たることはありませんが、頭からの長いつながりを考えるヒントになるでしょう。

首が自由で、頭が背骨の上に気持ちよくのっていると、背中が筋肉で頑張らずに解放されて、長く広い状態になります。力が入っていると、背中全体が縮んで短くなりますが、押し付けられた状態から背中が解放されると、腕も自由になります。

弾きにくい箇所、または遠く離れたところへの移動で、必死にその場所を掴もうとせずに、遠くから眺めるように、腕が広い背中から離れていくと考えてみましょう。

ピアノとアレクサンダー・テクニーク②

ピアノとアレクサンダー・テクニーク②

「頭と首と背中の良い関係 (1) 首と頭」 前回、全体のつながりについてお話しました。 ” 

ピアノとアレクサンダー・テクニーク①

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「弾く前に」 ピアノを弾くときに使うところはどこでしょう? と考えると、おそらく指、手首、 

『ピアノとアレクサンダー・テクニーク』ワークショップ in 横浜 アオバ楽器研修会 第1弾                   2024 10/18, 2025 1/26, 3/22

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ピアノ演奏と指導に活かすアレクサンダー・テクニーク

緊張を取り除き、内なる可能性を引き出す

場所:横浜音楽院(横浜アオバ楽器)Aルーム 

住所:横浜市西区北幸1-2-13 横浜西共同ビル7階

お問合せ:横浜アオバ楽器 Tel. 045-312-3146(受付 月~土 11:00~19:00)

第1弾として、アレクサンダー・テクニークの導入を図ります。

自分への気づきも含め、どのようにピアノ演奏、指導に活かしていくか、ワークショップ形式で参加者の方々とともに、具体的に探っていきます。

第1回 2024年10月18日(金)13:00~15:00 

導入「アレクサンダー・テクニークとは?」

アレクサンダー・テクニークとは何だろう?

導入では、自分の身体の使い方に目を向け、実際にワークを行います。 

第2回 2025年1月26日(日)13:00~15:00

「アレクサンダー・テクニーク+演奏」

自分自身の普段の身体や思考の習慣とともに、ピアノを弾いている自分の習慣に気づき、開発していきます。

第3回 2025年3月22日(土)13:00~15:00

「アレクサンダー・テクニーク+指導」

具体例なども取り入れながら、レッスンを受ける側、指導者側、両方から見た気づきを深めていきます。

アンサンブル・カメオ 演奏会 vol.2!

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あの日の情景~描写する音楽 2024年9月6日(金)18:30(18:00 開場) トーキ